あまねの心理師への挑戦

現在放送大学で心理学を学んでいます。 メンタル心理カウンセラー取得。上級心理カウンセラー取得。

私が片付けられない理由。

あまねです。

 

最近何かと話題になる「汚部屋」ですが、私もその住人です。

といっても、生活ごみは片付けているし、掃除もしています。

私が「汚部屋」なのは、物があふれかえっている、いわゆる

 

片付けられない・捨てられない

 

状態なのです。

 

物は増える一方、捨てることが出来ないので、収納スペースがなくなり、

部屋の片隅に100均のかごが重なってタワーになってます。

つまり、このタワーの中身は

 

普段手を付けないもの

 

なのです。

 

普段手を付けないもの=なくても良いのでは?

と思われるかもしれませんが、私には捨てられないのです。

 

そうなってしまったのも、理由があります。

 

数年前私は本気で自殺を考えました。

本気で死のうと思い、まず考えたのが

 

最低限の迷惑で死ぬ方法

 

でした。

 

自殺はどうしても他人を巻き込んでしまいます。

遺体を片付けないといけない人。

私の遺品を片付けないといけない人。

などなど。

 

そこで私は、死んでから人に見られたくないものや、

お金にならないものを全部捨てました。

親にばれないように少しずつ減らしていきました。

 

その中には、お金にはならないけれど、大切な思い出や宝物もありました。

 

結局、間際になって恐怖が勝り、自殺を決行することはできなかったのですが、

生き残った私を待っていたのは、

 

全く思い出のない

 

現実でした。

自分から手放した思い出たち。

生き残ってしまった今、手放したことを後悔するものもたくさんあります。

 

何故捨ててしまったのだろう。

どうして今手元にあってくれないんだろう。

 

もう、捨ててしまった思い出たちは、私の頭の中にしかありません。

ものすごく後悔したのです。

 

お金にはならないけれど、お金では買えない思い出たち。

 

それから、ものを捨てるという行為が怖くなってしまい、今の状態です。

お見せできませんが。

 

チケットの半券や、仕上がった塗り絵。千羽鶴

 

どうでもいいもので、部屋が埋まっています。

 

いつかは捨てなければならないけれど、まだもう少しだけ、

生き残ってからの思い出とともに過ごしていきたいのです。

 

多分手放せるときは、それらの思い出に頼らなくても良くなったらでしょう。

それがいつかは分かりません。

いつか、さよならするときがあるからこそ、今はその思い出に頼りたいのです。

 

そんなわけで、今日も物であふれかえった部屋にいます。

いつか、すっきりさせたいな。

 

 

読んでくれてありがとうございました。