心理学の実験。
心理学は、実験もします。
動物を使ったもの。人間で行うもの。
様々です。
今回は、私が実際に行った実験の方法を紹介します。
まず、実験を行う際、何故この実験を行うのかをまとめます。事前学習ですね。
今現在解明されている事実が本当に正しいのか、検証する目的もあります。
次に、仮説を立てます。
実験結果の予想です。
こういう結果になるであろう。といった感じです。
予め、実験結果がどうなるか、考えておくのです。
そして、いざ実験ですが、もし、私の行った実験を、他の方が行う可能性も考えて、
手順から使用した器具、環境までこと細かく書き出します。できるだけ、同じ条件でまた実験が行えるようにです。
ここまでが、前準備です。
前準備が終わったら、いざ実験です。
個人で行うときは、自分の情報(年齢や性別など)は自分でわかっているのでいいのですが、複数人で行うときは、全員の情報を提供してもらいます。
これは、心理学の特徴ですね。
性別や年齢によつて、実験結果に影響があるかもしれないからです。年齢別のデータや、性別の違いに差が出るかもしれないのです。
実験方法は、行う実験にもよりますが、今はPCに予めプログラムされたソフトを使用することが多いです。
行った実験のデータを、自動で保存してくれて、エクセルデータに起こしてくれるので、お助かりです。
そして実験のデータが集まったところで、検証をします。
先に立てた仮説と、実際に行った実験の結果を比べて、仮説が正しかったのか、正しくなかったのかを考察します。
正しかった場合は、楽ちんなのですが、正しくなかった場合は、何故仮説と異なる結果になったのか、考えなくてはなりません。
これは、大変な作業です。図書館でも調べられないからです。
そして最後に、この実験についての評価をします。
この評価は、ありのままを、そのまままとめる作業です。真実のみを書き出します。個人的な感想はいりません。あくまて、今回の実験ではこういう結果になりましたと、脚色なしにまとめます。
こんな感じで、心理学の実験は行われます。
大体の実験は、結果か数値化されます。
その扱う数値にも、色々と名前がついていて、公式があって、数学の授業のようにもなります。
心理学を学ぶとき、避けて通れないのが、統計学です。
実験で必要なので、学ぶ必要があるのです。
私は前学期に履修してあります。単位も何とかとれました。
というわけで、簡単ではありますが、心理学の実験についてお話させて頂きました。
欲しいのは、偽りのない結果のみ。
実現内容のわりには、ドライなレポートになります。
感想も、意見もいらないの。と、教授に言われました。
こうして世界中のあちこちで集められたデータによって、研究が進んでいくのです。
個人で簡単にできる実験あるので、いつか紹介しますね。
読んでくれてありがとうございます。